TVの潜在価値をゼロにしたのは家電メーカー自身じゃないの?家族全員がスマホをいじるリビングの光景は異常

By | 2015年4月6日

日本のお家芸とまで言われたTVですが、韓国・中国のメーカーにその座を明け渡して久しくなりました。

最近も、東芝が完全にTVの自社製造から撤退という発表がありましたね。

でも、JEITAの発表を見ると、国内の液晶TVの売上台数は2015年の2月で44.5万台なんです。

一年で500万台は売れそうですね。日本国内の自動車販売台数が2014年で大体550万台なので、ほぼ車の販売台数と同じですね。まだまだ家電の中で占めるウェートは大きそうです。

車ってほとんど買い換えないですよね。高価なだけに、数年~十数年使い倒してから買い替える人がほとんどじゃないでしょうか。TVも、昔は、30インチで数十万していたので、一度買ったら10年は使うものというイメージだったのですが、今は「消費財」のイメージが強くなってきました。特に液晶TVが普及して、パネルのコストダウンが進むと同時にTVそのものの価格が急激に下がった2008年~2010年以降、特にその印象が強いです。20インチ~30インチになると、スマホやタブレットよりも安い価格で売ってます。ここまで安くなるという事実は、消費者がTVというものにスマホやタブレットほどの価値は無いと判断している証拠なのかも。

お茶の間に置かれたTVは、家族の集う時間にいろいろな話題を提供する役目を担ってきました。子供と学校の話をするのがちょっと苦手な昔ながらのお父さんには、TVが何気なく提供してくれる流行りの音楽だったりファッションの情報だったりというのは、ある意味で、世代間をつなぐ架け橋的な役割だったと思います。

デバイスのパーソナライズ化が進むにつれて、TVはその役目を終えた気がします。

それが、2010年くらいでしょうか。丁度、日本でスマホが流行りだしたくらいのときです。

この時、日本のTVメーカーは、TVの新しい役目を考えなければならなかったと思います。スマホの流れが止まらない中で、リビングに置かれたTVは何ができるのか。

スマホやタブレットは、モバイルなだけに家の中の”居場所”って実は落ち着いていないなぁと思っています。単身だったり、高校生くらいで、自宅の自分の部屋で使う場合は得に問題ないんですが、例えば、夕食時とか、リビングに家族が集まるときとか、みなさんは携帯やスマホってどうしてますか?

リビングまで持っていきます?

リビングのローテーブルの上に、家族のスマホが集結してますか?

バッテリーが少ないときはコンセントの争奪戦が繰り広げられますか?

一家団欒時、皆でTVを見ているようで、皆が皆自分のスマホの操作に夢中だったり。。ちょっと異様な光景なんだけど、意外にありえそうな光景でもあります。

TVがリビングや寝室といった所定の場所を与えられているのに対して、モバイル機器って、実は家の中をうろうろしてて、実は邪魔者だったりするんですよ。そのへんに適当に置かれているスマホって、踏んづけて壊しちゃうかもしれないし、テーブルの上に置いてあっても邪魔だし。コンセントを大量に占領するし。。

TVって、こういったモバイル機器の”ステーション(基地)”になれると思っています。TVの背面にUSBの充電アダプタが付いてて家族みんなのスマホを”すっきり収納しながら充電できる”とか。TVの電源は電流容量も大きいので充電ステーションにはピッタリ。あとは、各自の部屋においてあるスマホの着信をTVが拾ってくれて知らせてくれるとか?

ここまでくるとTVとは呼ばないのかもしれませんが、何か別な役割が与えられたとき、日本のTVが復活する気がしています。

 

 


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