TVer(ティーバー)はネット視聴の入り口

By | 2015年11月14日

TVerを提供する民放5局は、NetflixやHuluといった定額制Video On Demandサービス会社との協業を進めています。そのため、質の高いコンテンツはTVerへ供給し辛いという状況があります。

TVerは、SVODサービスではなく、キャッチアップサービス(見逃し番組配信サービス)であって、期間限定の24時間再放送でしかない。要は敗者復活戦です。上からではあるけど、放送局からすれば、

『もう一回チャンスをあげるから見たいならどうぞ。ただし番組はこちらが指定したものね。』

ということ。

視聴者からすると、

『見逃した番組がたまたまTVerにUpされていた。ラッキー。』

というだけ。

最初から、TVerにUpされることを前提にわざわざ見逃す人は居ないということです。実際には居るのかもしれないですが、それはTVerからすると関係ない人達です。

TVerの狙いは何か。

キャッチアップサービスによって、見逃した番組をたまたま見れた人は、次回も見ようということになるし、キャッチアップサービスに載っていない番組だった場合、本当に気になっていてなんとかしてでも見たいのであれば、きっとその人は、すぐにでもTSUTAYAへ行ってDVDを探すか、NTTドコモのdTVやNetflix、Huluで有料配信されていないか調べると思います。

TVerはSVODへの入り口。

みたいなものです。TVerのラインナップが『そこそこまあまあ足りてない状況』だからこそ、足りない部分を他の有料動画配信サービスで補間できる。実際にTVerがスタートしてから、TVerでどんな番組が見られるのか、どうやって視聴すればいいのかという問い合わせは、今までに有料配信サービスを使ったことが無い人から多く届くとのこと。

有料ではないからこそ、気軽に見てみようということになるのだと思います。おかしなボタンをクリックしても、ワンクリック詐欺の利用料金を請求されることもないし。サービスを受けるためのハードルがとても低いです。

TVerは今まで動画配信サービスを使ったことが無い人を対象に、まずは無償で動画配信サービスに慣れてもらって、将来的には民放各局が独自に提供するSVODサービスへ移ってもらうようなシナリオが見えてきました。

ではでは。

 

 


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