フジテレビ亀山千広社長のコメント。これじゃぁ現場は報われない。

By | 2015年11月28日

唖然とするような記事が飛び込んできた。

昨日(11/27)の毎日新聞より一部抜粋。フジテレビ亀山千広社長のコメントです(全文はこちら

視聴率低下のきっかけを聞かれ、「社長個人の見解」とした上で、「日本の意識がいろんな意味で変わってきたのが(東日本大震災の)“3月11日”じゃないかなと。今までの我々がずっと押し出してきたわくわく感、ドキドキ感や、少し浮世離れしたお祭り感というのが、どこかで絵空事に見えてしまうようになったのではないかと」と明かし、「全て震災だとは思わないが、その時の気持ちをくみ取ることができていたのか」と振り返った。

続けて、「テレビを楽しみにしている人のテレビへの期待感は、そこでお互いに助け合っているところを見たり、頑張っている人を応援してみたりということだったと思う。そういう視聴者の気持ちの読み方がどこかでずれ始めていたのではないかな」とコメントし、「あの日くらいから、少しずつずれて、我々が傲慢に見えてしまったのではないかと感じている」と述べた。

こっ、これは。。

フジテレビだけを特別視していた人が相当数居ないと成り立たない理論。

震災によって様々な変化が起こった人が居るのは事実だと思う。私もそうだし。でも、そういった変化がフジテレビにだけ”作用”することはないんじゃないかな。

フジテレビしか見ません。という人は稀だから、民放は同じように視聴されていたとして、じゃぁ、なんでフジテレビの視聴率が低迷する『きっかけ』となり得たのか。そこを分析するのが経営者だよね。

他の民放と比べてフジテレビだけ、何か特殊な、震災に特に強く反発するような、ある意味KY的な番組を作っていたような記憶は無いよ。あの頃、テレビはよく見てたと思う。今よりもね。

あの震災の当日の記憶も徐々に薄れてきているのは確かで、この毎日新聞の記事を読んで改めて思い出そうとしたのだけど、やっぱりかなりぼんやりしてきている。

でも、フジテレビが震災の記録番組を放送していたのははっきり覚えてる。

「わ・す・れ・な・い 東日本大震災155日の記録」

Webで調べたら、2011/8/12だったよ。

番組を制作する現場は、5ヶ月経って、折角少しずつ日常を取り戻しつつあった中で、つらい記憶を思い出すことになる記録番組を放送してよいのか、激しい議論が交わされたと想像する。

ちゃんとくみ取ってたじゃない

なんで自社の視聴率低迷のきっかけを震災のせいにするのさ。

くみ取るというのは、気持ちを”合わせる”ことではなくて、相手の気持ちを考えて”行動”すること。記録番組を敢えて放送したところに私はマスメディアとしての責任と自覚を感じました。

亀山社長のコメントは、現場で奮闘するフジテレビの社員にも、被災した方々全員に対しても、本当に失礼なコメント。

経営者の発言とは思えない。視聴率の低迷のきっかけは絶対に経営者にある。


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