Kawasaki City Wifi を小中学校に設置する謎

By | 2015年11月21日

子供たちと公園に遊びにいったときに、スマホのWifiが反応していることに気が付きました。周りには工場やJRが走っているようなところなので公衆Wifiが設置されるような場所ではないのです。アンテナはかろうじて1本。何だろうと思っていみると、

Kawasaki_city_wifi

の表示が。

(川崎市の公衆無線LAN?)

電波が弱く、残念ながら接続することはできませんでした。

公園から帰って、早速Google先生で調べてみると、川崎市は平成25年から市役所などの市の施設に公衆無線LANを順次導入しています。川崎市のWebページを確認すると、平成25年を皮切りに昨年度は市民館や公園にも設置しています。少し脱線しますが、図書館に設置しないのはやはり読書のための施設だからでしょうか(苦笑)。Kindleでオンラインで読書してもいいと思いますが(^^;

http://www.city.kawasaki.jp/160/page/0000052336.html

そして今年度(平成27年度)は市立中学校164か所に設置する計画なのだそうです。小中学校に公衆無線LANを設置する狙いはWebに書かれていません。先生の日々の仕事や子供たちの教育のために公衆無線LANを設置するとは思えない(無線LANが必要なら校内の無線LANで良いはず)ので、別の目的があると考えるのが普通でしょう。

小中学校はその地域の災害時の避難場所に指定されていることがほとんどです。うちの子供たちが通う小学校も避難場所に指定されています。停電が発生するくらい甚大な災害の場合はどうしようもありませんが、電気さえ届いていればWifi経由でインターネットへ接続することができ、災害時の情報収集や安否確認システムへ接続することが可能になります。

恐らく、市側の狙いはこのあたりにあるのではないでしょうか。

一方、平常時の運用はどうなるのか。

Webには1日最大240分間(1回の接続で最大60分間を4回接続することが可能)とあります。たまたま市役所や学校へ用事があったとして、4時間も接続できれば、十分足りるでしょう。懸念されることは、公衆無線LANはしばしば建物外からも電波を拾えてしまうため、市役所や学校周辺からもインターネットへ接続できてしまいます。

学校から帰った子供たちが、3DSのような無線LANが搭載されたポータブルゲームを片手に学校の校門前に集合する姿がイメージできます。今のポータブルゲームはインターネットで繋がる(同時プレイ)機能を持ったゲームソフトが多く、自宅で一人で遊ぶよりも、大人数で集まってワイワイ遊ぶゲームが人気なのだそうです。

親御さんは大変です。

家でどれだけゲームを制限しても、外でゲームをやられては目も手も届きませんし、公衆無線LANはそれ自身が乗っ取られてしまうような場合(ルーターのソフトのセキュリティホール等)、そのアクセスポイントへ接続したスマホ等のデバイスから知らない間にウィルスに感染したり、個人情報が抜き取られる危険もあります。

同じネットワーク上に接続している他の端末に悪意のある人が居ないとも限りません。Facebookの居場所通知機能を有効にした状態で公衆無線LANに接続するのも無防備な子供たちがここに居るとお知らせしてしまうようなものです。

公共の利益と安全面はバランスをとりながら運用していくしかないと思います。小中学校に公衆無線LANを設置する以上、学校の保護者やその周辺住民には十分にアナウンスしていただきたいものです。

ではでは。

 


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