TVer(ティーバ)がいまいち盛り上がらない件

By | 2015年11月10日

こんばんは。

前々回、民放5局でスタートしたキャッチアップサービス(見逃し番組配信サービス) TVerがいまいち盛り上がっていないことについて触れました。

TV好きのうちの妻でさえ、

『そんなサービスあるの』

という始末。

TVに興味のない人はそもそも、見逃した~。ということもないのでしょうが、試しに Google Trends で TVerを検索してみると結果は寂しいものです。

サービスは今までのTV局には考えられないような素晴らしいものだと思うのですが、なんでこんなに盛り上がらないのでしょうか。前回書いたように、見逃した番組がないからサービスとして使えないと考えるユーザーも多いと思うのですが、そういう以前に、『知らない人多すぎ』 『話題にならなすぎ感』が凄いです。

最近、『ネットフリックスの時代』という本を読んで、その中にヒントが見つかりました。

民放5局のうち、

テレビ朝日はKDDIのビデオパス と

日本テレビはHuluを傘下 に

フジテレビはNetflix との結びつきを強くしている

とのこと。

本では触れられてませんでしたが、テレビ東京はもともとコンテンツのネット配信には力を入れている局なわけです。

結局、民放各局は、独自に番組配信を模索している状況で、パートナーとして NetflixやHuluといった大手SVOD会社とタッグを組んでいるわけです。協業する以上、ビジネスとしてシナジーを出せるように、各局が持つ独自(人気)コンテンツを武器に、NetflixやHuluといったプラットフォームを最大限に活用して収益を上げるシナリオを描いていると思います。

で、このような状況において、果たしてTVerに、誰が人気コンテンツを流したいと考えるでしょうか。TVerの広告収入がネット配信の収益を上回るという見込みがある(=逆に言えばネット配信にしてもそれほど人気と収益が出ない)と、見限られてしまう程度のコンテンツでなければ、TVerには供給しずらい。

ましてや、視聴率の取れている連続ドラマや、シリーズもののバラエティといった番組は、ネット配信にするだけで、ロングテール的に収益を上げることができるので、1週間とはいえTVerに供給しにくくなります。

TVerのような普通のWebサービスにおける動画配信は
違法アップロードの問題も無視できないです。

今現在、TVerのラインナップが今一つなのも、このような事情が深く絡んでいそうです。

ではでは。

 

 


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